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タイリーグのオーナー、相次ぎ政界進出へ

タイでは早ければ来年2月にも、総選挙が予定されている。2014年の軍事クーデターで当時のインラック政権が崩壊して以来、本格的な民生復帰への第一歩になる予定だ。先立ってプラユット暫定首相率いる軍事政権は今年9月、クーデター以降禁止していた政党による政治活動を一部解禁した。以降、様々な政党がリーダーの選出などを進めている。

それに伴い、タイリーグのクラブのオーナーが相次いで公に政界進出または復帰を目指し始めた。

日本のサッカーファンにも一部知られているところで言えば、かつてカレン・ロバートも在籍したスパンブリーFCのオーナー、ウォラウット・シリパアーチャー氏は既にチャートタイパッタナー党の実質的なリーダーとして党の活動をリードしている。父親のバンハーン氏(2016年死去)はかつて首相も務めるなど政治の中枢にいた家系。正式な党代表にはバンハーン氏の長女ガンチャナ氏が就任している。

今年、FAカップを2連覇し、来季のAFCチャンピオンズリーグのプレーオフに進出を決めているチェンライユナイテッドのオーナー、ミティ・ティヤパイラット氏は10月に創設されたばかりのタイラックサーチャート党の幹事長に就任している。タクシン派の政党とみられている。父親のユンヤット氏はかつて下院議長を務めた政界の有力者だった。

ナコンラチャシマーFCのオーナー、テワン・リプタパンロップ氏も11月に入ってチャートパッタナー党の代表に就任し、クラブの役職から降りることを発表している。兄のスワット・リプタパンロップ氏は元副首相だ。

スコータイFCのオーナーだったソムサック・テープスティン氏は元々タクシン政権下で労働大臣、工業大臣などを歴任した有力政治家だった。やはり今年に入ってクラブのトップを妻に譲り、軍政派のパランプラーチャーラット党入りしており、来年の政界復帰が濃厚となっている。

ブリーラムユナイテッドのオーナー、ネーウィン・チッチョープ氏(写真上)も元有力政治家で、父親は元下院議長。現在、ネーウィン氏は表向き政治とは距離を置いているが、まだプームジャイタイ党の実質的なリーダーと見られている。ただ、政界復帰はことあるごとに否定している。

チョンブリFCのトップ、ウィタヤー・クンプルーム氏の兄ソンタヤー氏は今年に入って軍政から首相顧問に、弟のイティポン氏は観光スポーツ相補佐に任命されている。父親のソムチャイ・クンプルーム氏を筆頭に同家は東部に強い影響力を持っているため、軍政による有力者の取り込みが目的とみられている。ただ、ソムチャイ氏は殺人等の罪で現在、収監中。

地域の有力者がクラブのオーナーを務めているケースが多いため、このような状況になっている。

 

 

 

 

 

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